沖縄県北谷町桑江のアパートで日本人女性(44)を殺害後に自殺したとみられる海軍兵の母親が昨年10月、家具などを壊された器物損壊容疑で警察に訴えようとした女性に対し「息子を許してもらえないか」と電話をかけてきていたことが18日、分かった。女性の勤務先の関係者が証言した。

2人の遺体が発見されたアパートで鑑識作業をする捜査員ら=4月13日、北谷町桑江

 女性は複数の同僚に相談し、「(海軍兵の)母親から電話があって悲惨だった」とSNSでメッセージも送っていた。器物損壊の件は悩んだ末、訴えを取り下げたという。

 女性は同僚に「アパートの共用入り口前で待ち伏せされた。とても怖い」と、3等兵曹の行為に恐怖感を覚えたと語っていたという。

 女性の勤務先の関係者は「報道で前夜から女性と男が一緒にいたとされているが、彼女は男をものすごく警戒していた。家に入れるはずはないのに」といぶかった。