約30年間ハブが見つかっていなかった名護市大川で3月29日、環境省の特定外来生物に指定されているタイワンハブが見つかった。成体は長さ約85センチで背中に左右対称の斑紋があるのが特徴。頭部は三角形で長い牙2本と毒腺が確認できた。同日夕方、区内に住む男性が道路を横断しているヘビを発見し、殺処分した。

見つかったタイワンハブの死骸を持つ我那覇進さん=3月30日、名護市大川

 同区の我那覇進さん(63)がタイワンハブと確認した。タイワンハブを初めて見たという稲作農家の玉城栄一さん(86)は「とてもグロテスクだ」と眉間にしわを寄せた。ウコン農家の比嘉憲夫さん(70)は「これまでいなかったのに、恐ろしい。発見した場所に早く捕獲器を取り付けたほうが良い」と心配そうな表情。タイワンハブは1993年ごろから名護市内で頻繁に発見され、捕獲されている。

 我那覇さんは「大川で30年ぐらいハブを見ることはなかったが、まさかタイワンハブが見つかるとは残念。山にはもっといるのではないか」と話した。(玉城学通信員)