古式捕鯨発祥の地として知られる和歌山県太地町の恵比須神社で19日、クジラの骨を使った鳥居の建て替えを祝う式典があった。7月から再開される見通しの商業捕鯨を前に、漁業関係者らが集まり豊漁を祈った。

 イワシクジラのあご骨を使った恵比須神社の鳥居=19日、和歌山県太地町

 町立くじらの博物館からイワシクジラのあご骨2本の寄贈を受け、町漁協が建て直した。高さは約3メートル。最初の鳥居は1985年に、2代目は96年に建立された。今回が3代目となる。

 江戸時代に書かれた井原西鶴の小説「日本永代蔵」に捕鯨が盛んな太地にはクジラの骨の鳥居があると書かれていることから、漁業関係者らが建立したのが始まり。(共同通信)