東京・池袋で乗用車が暴走し、近くに住む母子がはねられ死亡した事故で、現場にブレーキ痕が確認されていないことが20日、警視庁への取材で分かった。警視庁は誤ってアクセルを踏み続け、制限速度の時速50キロを大幅に超える猛スピードで交差点に突っ込んだとみて捜査している。

 乗用車が暴走し、母子が死亡した事故現場付近で手を合わせる家族=20日午後、東京都豊島区

 運転していたのは旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)。警視庁によると、ガードパイプに接触した後、数秒間で約150メートル暴走。速度を落とさないまま横断歩道に突っ込んだ。付近の防犯カメラには、猛スピードの車が交差点に進入し、歩行者を次々とはねる様子が写っていた。(共同通信)