沖縄タイムス+プラス ニュース

「進む方向は間違っていなかった」 島尻安伊子さん、涙を浮かべ頭深々 辺野古移設で対立軸

2019年4月22日 06:04

 2期9年務めた国会議員への返り咲きを目指した島尻安伊子さんは、突き付けられた民意をかみしめ、目にいっぱいの涙を浮かべた。辺野古新基地建設の賛否で対立軸を明確にした相手候補の当選確実の一報が伝わったのは、投票箱が閉まった午後8時。「結果が出せなかったことを大変申し訳なく思います」。集まった支援者に深々と頭を下げた。

相手候補の当選確実のテレビ速報を受け、夫の昇さん(左)と共に支援者に頭を下げる島尻安伊子さん=21日午後8時13分、沖縄市中央の選挙事務所(国吉聡志撮影)

 屋良朝博さんの当確を伝えるテレビ各社のテロップが出た午後8時。沖縄市中央の選挙事務所で待機していた島尻さんの選対幹部らは一様にため息を漏らし、静けさが漂った。

 約10分後、拍手で迎えられながら夫の昇さんと着席した島尻さんの表情に、いつもの笑みはなかった。

 ふっと息を吐いて立ち上がり、感謝を述べた後、18秒間沈黙。必死に涙をこらえ、悔しさをかみしめるように「進む方向は間違っていなかったと思う。また皆さまと共に明るい沖縄をつくりたい」と言葉を紡いだ。

 選挙戦では4人の子を持つ母親の一人として、子どもの貧困問題の解決を訴え、県土の均衡発展や観光振興など幅広い政策も打ち出した。

 自身が「苦渋の選択」と表現した新基地建設では容認姿勢を示したが、十分な支持を集められなかった。「一日も早い辺野古移設が現実的な解決方法」「票が出そろってから敗因を分析していきたい」。報道各社の質問に気丈に答えた後、支援者からねぎらいを受けて事務所を去った。

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS