【神村采音通信員】琉球アイデンティティー・カンファレンスに向けた「ハワイアンスタディーツアー」が3月19〜21日、ハワイ・オアフ島内であった。沖縄県出身の学生を中心に30人が、パールハーバービジターセンター、イオラニ宮殿などを回った。現代の社会問題とも絡めながら、ハワイは経済を中心とした社会に言語文化を奪われ、復活した歴史背景を学んだ。

 ハワイ県系4世のエリック和多さん(53)は「沖縄とハワイには、埋もれた歴史や文化が多くあり、次世代に継承しようとしない傾向がある。“本物”とは何か、物事の真実を教える情熱が必要」と語る。3世ノーマン金城(かねしろ)さん(43)は「カンファレンスのテーマは、『わしららん(忘れない)』。皆さんにとって一番大切で、忘れてはいけないものは何ですか」と問い掛けた。参加した北谷第二小の比嘉こはるさん(12)は「その土地の歴史を学び、地元の人々で守っていくことが大切と気付いた。私の同世代にも土地に感謝することを伝えたい」と話した。

(写図説明)スタディーツアーでハワイの歴史を学ぶ参加者=オアフ島