国連で軍縮担当上級代表を務める中満泉事務次長は23日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、来年開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に関連し、2021年2月に期限を迎える米国とロシアの新戦略兵器削減条約(新START)の延長が「一番重要だ」と述べた。

 米ロや、核兵器保有国と非保有国の対立が深まる中、来年の再検討会議は悲観的な観測も出ている。中満氏は15年の前回会議と同様、来年も加盟国が合意文書をまとめられなければ「NPT体制にゆがみが出てきて、加盟国の分断が進む」と危機感を示した。(共同通信)