東京都目黒区の自宅で生後2カ月の長女に劇薬を飲ませて殺害したとして、殺人罪に問われた無職田畑幸香被告(25)の控訴審判決で、東京高裁は25日、懲役8年とした裁判員裁判の一審東京地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

 弁護側は「被告には薬の知識がなく、投与した直接的な証拠もない」と無罪を主張していた。後藤真理子裁判長は、薬を投与できる機会があったのは被告だけだったと指摘し「自分の生活を制約する長女の存在を疎ましく思って犯行に及んだ」と認定した。

 判決によると、被告は2016年12月、劇薬指定された成分を含む血圧降下剤などを長女に飲ませ、殺害した。(共同通信)