【ロンドン共同】ドイツ最大手のドイツ銀行は25日、同国大手コメルツ銀行との経営統合協議を打ち切ると発表した。統合に伴うリストラのコストやリスクに比べて、十分な利益が生み出せないと結論付けた。

 ドイツ銀行(左)とコメルツ銀行の本社=3月、ドイツ・フランクフルト(ロイター=共同)

 大株主が効果に疑問を投げかけていたのに加え、大規模なリストラが避けられず労働組合が反発していたほか、企業風土の違いに対する懸念が広がっていた。

 両行は今後、別の経営強化策を模索する。イタリア大手ウニクレディトやオランダ大手INGがこれまでに、コメルツ銀に統合を打診したもよう。ドイツ2行の協議が不調に終わり、争奪戦に発展する可能性もある。(共同通信)