沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が25日から本部港塩川地区からの土砂搬出を開始したことについて、玉城デニー知事は26日の定例会見で「辺野古埋め立て県民投票で反対の民意が示され、衆院補選で辺野古反対の候補が当選した後に(搬出を)進めるのは民主主義を踏みにじっている」と批判した。

玉城デニー知事

 本部港は県港湾管理条例で本部町が使用許可の権限を持っており、町が使用を許可したと説明。埋め立てを進める政府の対応を「辺野古の浅い海域を埋め立てて既成事実をつくることに躍起になっている印象だ」と批判した。

 辺野古側が埋まったとしても、新基地建設に必要な埋め立て面積の7割を占める大浦湾側では軟弱地盤が見つかっており、政府が実施設計さえ示していないことについても厳しく指摘した。