沖縄県警交通企画課によると、沖縄は過去10年間(2009~18年)、交通事故の死傷者に占めるバイク事故の割合が全国平均の約2倍となっている。今年に入り4月25日までに発生した県内の交通死亡事故5件のうち、4件がバイクの絡む事故だった。27日から始まる大型連休では、沖縄本島北部などを中心にツーリングを楽しむ人も増えることから、県警では連休中にヘリと白バイを使って取り締まりを強化、交通安全を呼び掛ける方針だ。

交通事故(死傷者)のうちのバイク事故の割合

 同課によると、2018年の交通事故による死傷者は5356人で、バイクでの死傷者はこのうちの18・4%(988人)を占める。2009~18年の過去10年間でみると、全国平均は10・3~13・5%で推移しているのに対し、沖縄は18・4~26%と、全国より高い割合でバイク事故が発生している。

 県警交通部の伊波興二管理官は「沖縄はバイク事故による死傷者が全国より多いのが特徴的だ」と説明した上で、「特に本島北部地域でツーリング中などでの事故が後を絶たない」と指摘する。

 北部地域の国道は交通量が少なく、景色の良い場所も多いことから、ツーリングを楽しむライダーにとって人気のコースになっている。北部地域を管轄する名護署はゴールデンウイーク期間中約20人体制で、東村の国道331号などで取り締まりを実施。29日は県警のヘリも出動し、白バイ隊員と連携して安全運転を呼び掛ける。

 伊波管理官は「スピードの出し過ぎが原因となる事故が多い。交通ルールとマナーを守りツーリングを楽しんでほしい」と話した。