4月26日午後4時40分ごろ、沖縄県うるま市石川山城の沖縄自動車道を北上していた米軍の中型トレーラーが中央分離帯を突き抜け、対向車線側のガードレールを破って斜面下に転落する事故があった。県警によると、いずれも米海兵隊員で運転席の男性(20)と助手席の男性(26)が頭部や首などの打撲で軽傷を負った。2人は公務中だったとみられる。事故に巻き込まれた車両はなく、ほかにけが人はいなかった。

沖縄自動車道から転落した米軍中型車両(下)。タイヤを上にひっくり返っている=26日午後6時27分、うるま市石川山城(金城健太撮影)

米軍車両事故

米軍車両事故の現場

沖縄自動車道から転落した米軍中型車両(下)。タイヤを上にひっくり返っている=26日午後6時27分、うるま市石川山城(金城健太撮影) 米軍車両事故 米軍車両事故の現場

 現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。県警によると、トレーラーは沖縄自動車道の沖縄北ICと石川IC間を北向けに走行中、左脇のコンクリート壁に衝突後、中央分離帯を突き破り、対向車線に進入。対向車線側のガードレールを破って高さ約10メートルから沖縄自動車道脇の草地に転落した。スリップ痕やブレーキの跡はなかった。運転していたとみられる米軍関係者から酒の臭いはしなかったという。乗っていた2人は米軍が基地内の病院に搬送した。
 県警や石川消防署などによると、転落したトレーラーは6輪タイプで重量は約7トン。事故当時、積み荷はなかった。エンジンオイルの漏れは確認されたが、燃料漏れはなかった。
 トレーラーが落ちた場所は西日本高速道路(NEXCO西日本)の所有地で、同社が設置したフェンス内だった。通常は人が立ち入らない場所。
 NEXCO西日本によると、事故の影響で石川ICから上り車線で最大約5キロ、下り車線で約1キロの渋滞が発生した。県警はトレーラーに乗っていた2人の回復を待ち、27日以降に事情を聴くなどして事故原因について詳しく調べる。