沖縄県の玉城デニー知事は26日の定例記者会見で、2018年度の入域観光客数が999万9千人と前年度より4・4%(41万9100人)増え、6年連続で過去最高になったと発表した。海外航空路線の拡充や、クルーズ船の寄港回数の増加などを背景に外国客が急増。初の300万人を突破した。一方で国内客は度重なる自然災害やはしか(麻しん)の流行などの影響を受け、伸び悩んだ。玉城知事は「目標の1千万人に届かなかったものの、沖縄観光は好調に推移している」と説明した。
 国内客は前年度比1・6%(11万300人)増の699万8200人だった。成田-石垣路線や、福岡-宮古路線など県内離島を中心に航空路線が拡充されたことや、大型イベントで沖縄を訪れる国内客が増えたことが要因となった。
 外国客は11・5%(30万8800人)増の300万800人だった。高雄(台湾)-那覇、仁川(韓国)-那覇などの海外航空路線が拡充。3月末時点で27便増の週230便が運航している。クルーズ船の寄港回数も増加しており、外国人海路客は20・6%(20万4600人)増の119万7100人で初の100万人を突破した。
 19年度の入域観光客数の目標を前年度比3%(30万1千人)増の1030万人に設定。内訳は国内客が706万人、外国客が324万人とした。
 玉城知事は「2021年度の入域観光客数1200万人の目標達成に向け、引き続き成長著しいアジアのダイナミズムを取り込み、官民一体となった効果的なプロモーションを展開するとともに、人材の育成、確保や2次交通対策、キャッシュレス化の推進、観光目的税の導入検討など受け入れ態勢の強化に積極的に取り組む」と意欲を語った。

沖縄の観光客の推移