4月27日から過去に例のないゴールデンウイーク(GW)の10連休が始まった。大型連休を前に、沖縄県那覇市の琉球銀行本店では26日、期間中も営業する事業所の担当者が両替や、前倒しの出入金手続きに訪れ混雑した。行楽地でのイベント関連業者も、かき入れ時を前に最後の準備に追われた。
 同行によると、22日ごろから来店者が増えはじめ、普段の1・5~2倍ほどになっているという。この日は、連休直前の混雑に対応するため、別の課から約10人の応援を入れ、伝票の記入などを案内していた。
 那覇市内の病院に勤めている与儀紀正さん(71)=浦添市=は硬貨や千円札、5千円札など普段の2倍以上の釣り銭を両替した。「患者さんもいるので、病院は開けないといけない」。両替できたことにほっとしつつ「連休中のお金のトラブルが解決できるよう、銀行には窓口も開けてほしい」と求めた。
 サービス業の国吉恵子さん(50)=那覇市=もこの日、取引先への5件の支払いと普段の2倍の釣り銭用意のため銀行を利用した。「私たちは連休中も通常営業。釣り銭をちゃんと確保するため2、3人で両替している」。
 那覇市内での催事の準備などを請け負うイベント設営会社「コラボ」(豊見城市)の國仲光明社長によると、例年の2倍ほどのイベント会場設営の依頼が入っている。忙しさも例年以上だが、「協力業者さんにも割り振りして、何とか乗り越えている」と話した。

ゴールデンウィークを前にATMに並ぶ人たち=26日午後、那覇市久茂地・琉球銀行本店