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米軍内の性暴行、被害者2万500人 前年度比38%増 国防総省報告 

2019年5月4日 10:19

 【平安名純代・米国特約記者】米軍内で2018会計年度(17年10月~18年9月)に報告された性的暴行の被害申告件数が7623件で、前年度比で12・6%増加していることが分かった。被害者のうち、届け出るのは3人に1人とみられることから、同省は実際の被害者数は16年度比で約38%増の約2万500人と推定している。

(資料写真)星条旗

 米国防総省が2日に公表した米軍内で起きた性的暴行に関する年次報告書によると、米軍内で被害報告が最も多かったのは海兵隊で、性的暴行を届け出た女性の割合は約10・7%、次いで海軍の7・5%となっている。男性の性的暴行被害の届け出は、全部門で0・7%~0・8%だった。

 18年に性的暴行や望まない性的接触を受けた国防総省の女性被雇用者の割合は、6・2%と2年前の4・3%から上昇した。

 被害者の発生率が高いのは17~24歳で、加害者の大半は被害者と同等または少し上の低い階級だった。

 シャナハン国防長官代行は同日に米下院軍事委員会で開かれた公聴会で、加害者への罰則強化を含む米軍内の性犯罪の摘発に関する行動計画を9月末までに策定するよう指示したと証言した。米軍内での性的暴行の防止に関心が高まっている。

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