沖縄県石垣市の友寄永三市議が代表を務めるゴルフ場の運営会社「ジュマール楽園」が、同市平得大俣のゴルフ場に隣接する市有地の一部を無断で伐採・開発し長年運営していたことが分かった。「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の質問に対し、市が4月24日付で回答した。市は、同社に対し、顛末(てんまつ)書の提出と造林による原状回復を求めている。

(資料写真)旧ジュマールゴルフガーデン

 無断で伐採・開発された市有地は約0・2ヘクタール。市によると、同社から顛末書はすでに提出された。行政財産のため金銭の請求は困難だが、市は、指導に従わなければ「訴訟も検討する」としている。友寄市議は「10年前に他界した父が経営していた時の話だが、行政指導には従う。原状回復については市と相談しながら対応したい」と話した。

 ゴルフ場は、陸上自衛隊配備予定地として1月31日に防衛省が取得しているが、市民連絡会は「疑義がある状況での売買で責任を免れるものではない」などと批判している。