結婚には向かないタイプの人間がいる。 自分にしか興味がない人間と、自分が生み出すものに全精力を傾けるがあまり、他に余力を持ち合わせていない人間。 “ライ麦畑でつかまえて”で、多くの若者をとりこにした、J・D・サリンジャーは後者なのだろう。