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受験生「集中できない」夜間騒音が常態化  米軍ヘリ、沖縄の集落で年578回

2019年5月11日 06:00

 【宜野座】キャンプ・ハンセン内のヘリ着陸帯に近い宜野座村城原区で2018年度、日米の騒音防止協定で飛行が制限されている午後10時すぎに60デシベル以上の騒音が578回記録されたことが、沖縄防衛局の騒音測定で分かった。うち「極めてうるさい」80〜99デシベルは19回あった。17年度の971回からは減った一方、日没後の離着陸訓練が常態化し、区民の静かな夜を脅かしている。

金武地区清掃センター屋根付近を低空飛行で着陸帯「ファルコン」に向かうオスプレイ=8日午後6時18分、宜野座村城原区

 18年度の時間帯別の騒音は午前7時〜午後7時に最大97・3デシベル(11月)、午後7〜10時が同97・9デシベル(6月)、午後10時〜翌午前7時が同92デシベル(6月)だった。90デシベルは「騒々しい工場内」の騒音に相当する。

 複数の区民によると、城原区では今年のゴールデンウイーク期間中4月30日から、土日を除いた5月8日まで連日オスプレイを含めた米軍ヘリが上空を旋回し、集落付近の着陸帯「ファルコン」や「マラード」で離着陸訓練が行われた。訓練は夜まで続けられ、2日と3日は午後10時前後、7日は午後9時15分から20分程度、8日は午後9時半から30分程度、それぞれ集落上空を飛行し、騒音を響かせていたという。

 ある女性は「受験生の子どもも『集中できない』と言う。苦情を訴えても異動で兵士が代わればまた飛ぶ。同じことの繰り返しだ」と指摘。崎濱秀正区長(74)は「いくら防衛局に抗議しても聞かない。県民をばかにしているとしか言いようがない」と憤った。(北部報道部・又吉嘉例)

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