沖縄気象台は13日午前中、沖縄県与那国島の豪雨で、災害の発生につながるようなまれにしか観測されない雨量であることを知らせる「記録的短時間大雨情報」を3度にわたり発表した。

与那国島地方の5月13日午前9時半から10時半までの降水量の分布

 気圧の谷の影響で、与那国島周辺の大気の状態が不安定になっていたのが原因だという。同島の北側に位置していた前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、島上空で雨雲が発達して長時間停滞したため、局地的に大雨が降ったと説明している。

 午前中の雨は午後になると小降りになったが、同日午後4時50分までの24時間降水量は与那国空港で459ミリ、与那国町祖納で459・5ミリと5月の観測史上最大を記録した。

 気象庁と県は13日午前、同島の全域に土砂災害警戒情報を発表。気象庁がホームページに公開している「大雨警報(土砂災害・浸水害)の危険度分布」では同島の広い範囲が一時、災害発生リスクが最も高い「極めて危険」に区分された。