沖縄県本部町伊豆味にある「よへなあじさい園」が11日、今期の営業を開始した。薄紫やピンクの花を見ようと県内外から多くの人が訪れた。アジサイは40種類、1万株ある。開花のピークは20日から6月10日ごろ。同園の饒平名知孝さん(70)によると、4、5月の気温が上がらなかった影響か、開花は例年より少し遅いという。

初日から多くの来園者がアジサイを楽しんだ=11日、本部町伊豆味・よへなあじさい園

 「アジサイばあちゃん」と親しまれ、昨年4月に100歳で亡くなった饒平名ウトさんが育てた。ウトさん亡き後は子や孫たちらが手入れを続けてきた。次男の知孝さんは「おふくろが手掛けてきたものを守りたくて、みんなで頑張ってきた。多くの人に来ていただき笑顔になってもらえれば」と来園を呼び掛けた。

 西原中学時代の同級生7人と初めて訪れたという大城守康さん(67)は「協力してこれだけ広い園を手入れしているのだから素晴らしい」と感嘆。「ピークを迎えたら今度は家族と見に来たい」と話した。

 見学時間は午前9時~午後6時半。料金は大人400円、小中高生200円。6月いっぱい開園予定。花の咲き具合で変更もある。問い合わせは同園、電話0980(47)2183。