【中城】世界遺産の中城城跡に隣接するホテルの解体工事に向け、県営中城公園内で15日、県による安全祈願祭があった。

中城城跡に隣接するホテル。廃墟の状態が続いていた(2012年2月撮影)

中城城跡に隣接するホテル。廃墟の状態が続いていた

中城城跡に隣接するホテル

ホテル(奥)の解体に向けて安全祈願する関係者ら=15日、中城城跡隣

中城城跡に隣接するホテル。廃墟の状態が続いていた(2012年2月撮影) 中城城跡に隣接するホテル。廃墟の状態が続いていた 中城城跡に隣接するホテル ホテル(奥)の解体に向けて安全祈願する関係者ら=15日、中城城跡隣

 ホテルは、日本復帰前後に「中城高原ホテル」として開業予定だったが、1975年の海洋博を前に営業を停止。建設途中のまま40年以上、廃虚の状態が続いてきた。2020年3月までに解体し、その後は中城公園の一画として整備する予定。県は、1996年に策定した中城公園基本計画に歴史博物館や体験学習施設にするアイデアを盛り込んでおり、今後、中城村や北中城村、周辺住民らと協議して詰める。

 解体されるのは鉄筋コンクリート造り5階建ての展望塔のほか、大小17棟のコテージなど。延べ床面積は約1万1814平方メートル。解体は糸満市の照屋土建が担う。解体費用は約2億470万円。

 土地、建物とも民間所有だが、敷地内で首里城から続く「宿道」の文化財調査が必要になる見通しであることや、希少動物の保護対策が必要なことなどを踏まえ、県による解体を決めた。建物は既に大半を補償済み。解体後、土地と残りの建物の補償手続きを進めるという。