沖縄署は16日、酒気を帯びた状態でバイクを運転したとして、自称17歳の沖縄市に住む会社員男性を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し「コーレーグースー(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄の調味料)をそばに大量に入れて飲んだ」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は16日午前9時5分、沖縄市照屋で酒気帯び状態でバイクを運転した疑い。同署によると、男性が運転するバイクと乗用車が衝突する物損事故が発生。現場に訪れた警察官が調べたところ、同容疑者の呼気から基準値の2倍のアルコールが検出された。

 酒気帯び運転でのコーレーグースを巡っては、昨年6月に名護市で発生した酒気帯び運転による事故でも、対向車の運転手らにけがを負わせ逮捕された容疑者の男性が「コーレーグースは飲んだが、酒は飲んでいない」と容疑を一部否認していた。