「海ぶどう」は、実はたった一つの細胞が房や枝など複雑な形に分かれてできた巨大な単細胞生物だ。その秘密を探るため、沖縄科学技術大学院大(OIST)のチームがゲノム(全遺伝情報)を解読した。 調べると、ゲノムのサイズは養殖されている農産物では最小クラスで、遺伝子の数も少なかった。