沖縄県北中城村島袋の山田晴憲さん(69)がこのほど自宅で、野良猫に襲われ傷を負ったイソヒヨドリ(スズメ科、方言名スーサー)のヒナを保護。専門家の助けを得て治療し、ヒナは間もなく巣立つ。山田さんは「一時はどうなるかとても心配だった。元気に回復しとてもうれしい」と喜んでいる。

けがが回復し元気になったイソヒヨドリのヒナ(提供)

ヒナの回復を喜ぶ山田晴憲さん(左)と孫の山下寛行さん=15日、北中城村島袋

けがが回復し元気になったイソヒヨドリのヒナ(提供) ヒナの回復を喜ぶ山田晴憲さん(左)と孫の山下寛行さん=15日、北中城村島袋

 イソヒヨドリは30年前から、山田さんの自宅の2階東側の排水管で営巣するようになった。今年4月12日朝、外出先から戻ると、自宅の花壇のそばで野良猫がヒナの首をくわえていたのに出くわした。

 山田さんはとっさに猫を追い払いヒナを保護。ヒナは首から羽まで傷を負い、足をピクピクさせていたという。近くの動物病院に治療を依頼をしたが多忙で対応できないと断られ、途方に暮れている時、個人的なつてで、ある専門家の手助けを得られることになった。

 専門家の手当てを受けたヒナは約1カ月で元気になり現在、ケージの中で「ピー、ピー」と元気な声を上げ動き回っている。

 山田さんは「孫の寛行と共に大空に放ちたい」と、専門家に感謝と喜びを述べた。

 手当てをした専門家は「ヒナが回復し何より。この時期、野鳥のヒナが飼い犬や飼い猫などに襲われることがある。ペットは責任を持って飼ってほしい」と強調した。(翁長良勝通信員)