5月17日から3日間の平和行進を終え「復帰47年 5・15平和とくらしを守る県民大会」(主催・同実行委員会、沖縄平和運動センター)が19日、沖縄県宜野湾市の海浜公園屋外劇場で開かれた。海外を含め約2千人(主催者発表)が参加。米軍基地の強化・拡大への反対、不平等な日米地位協定の抜本的改正を求め「世界平和のために闘い抜く」とする大会宣言を採択した。参加者はガンバロー三唱で平和への思いを一つにした。

沖縄の5・15県民大会でガンバロー三唱をする参加者ら=19日、宜野湾海浜公園屋外劇場(国吉聡志撮影)

 実行委員長で、同センターの山城博治議長は「沖縄がいま発信する怒りを、県民の思いを、全国で共有しよう」と参加者に訴えた。その上で「復帰50年を3年後に迎える。大きな闘いの取り組みをしたい」との方針を示した。

 平和フォーラムの藤本泰成共同代表は「(米軍による)女性への暴行事件、殺人事件、ひき逃げ、戦闘機の墜落、部品の落下。安全保障の名の下に、命の脅威がはびこっている」と指摘した。

 海外ゲストとして平和行進に参加した、韓国基地平和ネットワークのシン・ジェウクさんは「戦争の傷痕が残る場所を歩き、今も戦争の痛みが残っていると感じた」と報告。「歴史が刻まれている場所を歩くことは、過去に人々が歩んだ歴史を心に留めることだ」と参加の意義を強調した。

 参加者は同日午前、2コースに分かれ、宜野湾市役所から宜野湾市海浜公園まで、米軍普天間飛行場を囲うように行進。「基地のない平和な沖縄をつくろう」「辺野古新基地建設反対」と声を上げた。行進には、3日間で累計3590人(主催者発表)が参加した。