沖縄市立高原小学校(井口直子校長)は7日、卒業生でファッションデザイナーの平安座レナさん(29)を招き、6年生を対象に特設授業「夢を持つことの大切さ」を開いた。昨年に続き2回目。平安座さんは「何事にも挑戦すること。夢を持つわくわく感は失敗しても大きなものを得る」と挑戦する大切さを説いた。

夢を持つことの大切さを熱く話す平安座レナさん=7日、沖縄市高原小学校

 家にミシンがあり、5歳の頃から見よう見まねで縫い物をしていた平安座さん。高校生で自身の服を仕立て、米国でのデザイナーを目指して県内短大英文科を卒業した。東京の服装学院に通い、アパレルショップでバイトをしながら腕を磨き、接客も勉強したという。

 24歳で会社「HENZAinc」を設立。「会社をつくるのに迷いは一切なかった。好きなことができる挑戦へのわくわく感でいっぱいだった」と振り返った。

 有名タレントも着けているデザインした服を紹介。「1日で14時間仕事をし、睡眠が3時間のときもある」と話すと児童から驚きの声が上がった。

 子どもたちは「年収は」「つらいと思うときは」など数多く質問し、平安座さんの軽妙なトークに聞き入った。

 宇宙科学者を目指しているという陳翰東さん(11)、プロバスケット選手が夢の下地大聖さん(11)は「とてもかっこいい」と感想を述べた。久場梨花さん(11)の夢は「ダンサー」、天願優衣さん(11)は「今から決める」と笑顔で話した。(翁長良勝通信員)