大阪府門真市の住宅で2016年、大工川上幸伸さん=当時(43)=を刺殺し、子ども3人に重軽傷を負わせたとして殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職小林裕真被告(26)の控訴審判決で、大阪高裁(村山浩昭裁判長)は20日、懲役30年とした一審大阪地裁判決を支持し、検察側、弁護側双方の控訴を棄却した。

 裁判員裁判だった一審で検察側は「生命軽視の度合いが甚だしい」と死刑を求刑したが、昨年4月の地裁判決は、妄想型統合失調症の影響による心神耗弱状態だったと認定。「有期刑の上限の懲役30年が相当だ」と判断していた。(共同通信)