オリオンビール(浦添市)が自社ブランドとして発売した缶チューハイ「WATTA(ワッタ)」が、小売店からの注文が増加し、出荷量の調整に入ったことが21日、分かった。当初6月末までに1万8500ケース(350ミリリットル缶と500ミリリットル缶の合計)を販売する計画だったが、イベントや広告への露出で引き合いが急増。14日の発売から1週間で8割以上の注文が入った。

オリオン缶チューハイ「WATTA」を手に取る観光客=那覇市・ファミリーマートレグザリウボウ店

 ワッタは本部町の沖縄ボトラーズに製造を委託しており、2回目の生産は6月中旬を予定していた。計画の3倍以上のスピードで売れたために生産の前倒しを決定。県外からアルミ缶や原料のウオッカの取り寄せを急いでいる。生産は6月上旬となる見通しだが、品質判定に1週間かかるため出荷再開は6月中旬ごろを予定している。在庫分は出荷先が決まっているため、営業担当者が20日から各小売店に連絡を入れて、出荷調整への理解を求めている。

 オリオンビールは2019年度の販売量を500キロリットルと計画していたが、すでに4割にあたる180キロリットル分の販売が確定し、目標値を上方修正する方針。今後も小売店からの引き合いが続く可能性があるため、県外の飲料メーカーに追加生産を依頼する。

 担当者は「予想以上の反響で大変ありがたいが、ご迷惑もお掛けしている。フル稼働で対応し出荷再開を急ぎたい」と話した。