9~10月に開かれる国内最大級のフランス料理のイベント「ダイナーズクラブ・フランスレストラン・ウィーク2019」(主催・同事務局)に合わせ、次世代を担う実力派シェフとして日本全国から選出された15人に、沖縄県宮古島市のホテル「紺碧ザ・ヴィラオールスイート」のレストラン「エタデスプリ」料理長、渡真利泰洋さん(34)が選ばれた。

日本を代表するシェフ、三国清三さん(前列右)らと共に紹介される渡真利泰洋さん(同左から2人目)

イベントへの抱負を語る渡真利泰洋さん=21日、東京・南麻布のフランス大使館

日本を代表するシェフ、三国清三さん(前列右)らと共に紹介される渡真利泰洋さん(同左から2人目) イベントへの抱負を語る渡真利泰洋さん=21日、東京・南麻布のフランス大使館

 東京・南麻布のフランス大使館で21日、記者発表会があり、シェフ15人が紹介された。渡真利さんは「沖縄には琉球王朝が築き上げてきた独自の食文化がある。それを自分自身のフィルターを通して紹介したい」と抱負を述べた。

 レセプションでは、シェフ15人が特製のフィンガーフード(指でつまんで食べる料理)を振る舞った。

 渡真利さんは春菊を練り込んだパンで、すりつぶしたメカジキを挟み、キャビアと海ブドウを添えた「海のパン」を提供。来場者は舌鼓を打った。

 同ウィークは、敷居が高いとされるフランス料理に親しむ機会をつくろうと2011年に始まった。実力と個性を兼ね備えた有望なシェフを毎年選んでいる。

 9年目の今年は、全国650店以上が参加して9月20日~10月6日に開催。2500円、5千円、8千円のいずれかの価格でコース料理を楽しめる。参加店名は8月1日に公表される。