沖縄県内の医療機関で使われる輸血用血液が不足している。4月下旬から各病院で緊急手術が増えたほか、最大10連休となったゴールデンウイーク(GW)期間中は行政機関や企業の多くが休みとなり、移動採血車(献血バス)の稼働が少なかったためだ。県赤十字血液センター(久田友治所長)は「安定した血液確保には1日160~200人の協力が必要。県外からの需給調整も難しく、県民の協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

くもじ献血ルームで献血する男性=16日午後、那覇市

くもじ献血ルームで献血する男性=16日午後、那覇市

 同センターで保管している輸血用血液の在庫量は、目標として設定された120%に達しなければ危険水準とされている。血液型別ではO型が67%と最も深刻で、A型71%、B型83%。123%のAB型以外は大きく割り込んでいる(20日現在)。

 輸血用血液の需給調整は全国7ブロックに区切られて行われているが、沖縄を含む九州ブロック(8県)は特に在庫が不足しており、互いに融通し合えない状況だという。

 同センター献血推進課の眞喜志淳さん(50)は「過去5年間で最も厳しい」と話している。

 那覇市のくもじ献血ルームで誕生日を記念して献血に訪れていた伊波正和さん(48)=那覇市=は「献血は血液結果も分かり、健康管理につながる。自分はO型なので、血液不足解消に向けて協力したい。友人にも献血を勧めたい」と話した。

くもじルーム 24日まで1時間延長へ

 くもじ献血ルームでは5月22~24日の3日間、受付時間を1時間延長する。午前9時半~午後1時、午後2~6時。