沖縄タイムス+プラス ニュース

30日にもブイ設置 夜間海上作業は自粛

2014年7月26日 05:00

 名護市辺野古の新基地建設に向けたブイ(浮標)設置や海底ボーリング調査で、沖縄防衛局が照明を使った夜間の海上作業を自粛する方針を固めたことが25日までに分かった。夜間照明が、周辺海域に生息する国の天然記念物ジュゴンの生息環境に与える影響に配慮した措置。複数の関係者が明らかにした。早ければ30日を軸にブイなどを設置する準備を進めているが、シュワブ沿岸部への桟橋設置などが遅れれば、8月にずれ込む可能性もあるという。

基地内に進入する工事車両に抗議する市民ら=25日午後2時半、名護市・キャンプ・シュワブのゲート前

 防衛局は県に提出した埋め立て承認申請で、環境影響評価(アセスメント)の結果、ジュゴンへの環境保全措置として海上工事の作業時間を「基本的に日の出1時間後から日没1時間前」と明記。ジュゴンの生息環境に配慮し、海上や砂浜から海面に向けて「光を照射して夜間に作業を行うことはない」としている。

 ブイなどの設置やボーリング調査は工事ではなく、防衛局は申請書に記載した保全措置を守る義務はないが、「配慮は必要」として措置を準用する考え。夜間作業を避けることで、反対派からの批判をかわすねらいがあるとみられる。

 また、キャンプ・シュワブ沖に設定した常時立ち入り禁止となる「臨時制限区域」(561ヘクタール)での作業について、防衛局は米軍と調整。同区域を日米で共同使用するため、海上作業の日程や内容、米軍の訓練予定などを突き合わせ、運用ルールを決めたという。

 一方、キャンプ・シュワブでは25日も断続的に資材が搬入され、工事車両の進入を阻む反対派市民と警官が激しくもみ合い、緊張が高まった。シュワブ北側沿岸部では、桟橋設置に向けた工事が進み、市民らがカヌーを出して抗議した。

 同日、鳩山由紀夫元首相が監視を続けるテント村を訪問し、海上から埋め立て予定地周辺の海を視察。新基地建設の指揮を執る井上一徳沖縄防衛局長も同日、着任した。

前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
注目トピックス
今日もガッツリ!運転手メシ「お肉の名店」特集
今日もガッツリ!運転手メシ「お肉の名店」特集
運転手メシ特別企画「お肉の名店」特集です。夏こそ!ガッツリ!食べて!元気チャージ!!
高校野球
高校野球
第101回全国高等学校野球選手権沖縄大会(6月22日~)の全試合をイニング速報します。
大久保寛司が語る人と経営みらい塾
大久保寛司が語る人と経営みらい塾
お陰様で11周年目を迎えます。 今年も受講生が期待できるテーマを準備して引き続き開催致します。
LINE@公式アカウント紹介企画
LINE@公式アカウント紹介企画
企業や団体の「LINE@」を紹介! 友だち追加でお得な情報やクーポンをゲットしよう!!
しまくとぅば広告
しまくとぅば広告
消滅の危機にある「しまくとぅば」をもっと使おう!
週刊沖縄空手が読み放題
週刊沖縄空手が読み放題
空手発祥の地・沖縄から毎週発信! 電子版で「週刊沖縄空手」が世界のどこでも読めます。
今日もがっつり!運転手メシ
今日もがっつり!運転手メシ
沖縄タイムスの運転手がつづるグルメブログ。「安い」「おいしい」「腹いっぱい」の食堂や総菜屋さんを紹介します。
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
マンガ家大城さとしが行く!沖縄のじょ~と~企業探訪
おばあタイムスでおなじみのマンガ家・大城さとしさんが長編マンガで沖縄の企業を紹介するシリーズ企画です。
命ぐすい 耳ぐすい
命ぐすい 耳ぐすい
沖縄県医師会の各分野の医師による医療・健康に関するコラム
アクロス沖縄
アクロス沖縄
東京発 各分野で活躍する情熱県人らを紹介
ワールド通信員ネット
ワールド通信員ネット
世界各国の沖縄県系人の話題を中心に、海外通信員が各地のニュースをお届けします