沖縄県名護市にある総合宴会場IZUMO(名護出雲殿)が31日に閉館する。北部地域初の総合結婚式場として開館し、やんばるの人々に長く親しまれてきたが、老朽化などから37年間の歴史に幕を下ろすことになった。一方、併設する「新風料理『風kaji』」は営業を続ける。

31日に閉館するIZUMO(名護出雲殿)=22日、名護市大東

 名護出雲殿はホテルだった建物を改装し、1982年にオープン。約250人収容の宴会場2部屋と、30~50人収容の宴会場2部屋を備え、披露宴や生年祝、結納など各種宴会の会場として利用されてきた。

 老朽化に伴い、耐震構造上の問題への対応が必要となり、建て替えや補強工事も検討したが、費用などの面から断念したという。

 名護出雲殿を運営する「新風」の久高秀次社長は「地域の皆さまには、長い間ご愛顧いただき感謝しかない」とコメントした。