デパートリウボウを経営するリウボウインダストリー(糸数剛一社長)は22日、タイの物産を取り扱う現地の貿易会社「タイモノタウン」(ユパレット・エトラパカルCEO)と農産物の取引で覚書を締結した。リウボウインダストリーは、スーパー、コンビニエンスストア事業のリウボウグループ3社で、10月に物産フェア「(仮称)タイランド・ウィーク」を開く。

覚書を手に握手する糸数剛一社長(左から2人目)とユパレット・エトラパカルCEO(同3人目)=22日、バンコク・タイ商務省外国貿易局ビル

 バンコクのタイ商務省外国貿易局内のビルで、糸数社長とユパレットCEOが覚書を交わした。糸数社長は「日本に知られていない品質の高い商品がタイにはたくさんある。まずはリウボウグループで販売し、日本各地へと広げたい」と話した。

 同日、タイの企業70社との商談会も開かれ、リウボウグループのバイヤーが食品や化粧品、雑貨などを品定めした。県内での商品販売が好調であれば、店舗での定番化も検討する。来年4月には、「ジャパン・エキスポ・タイランド」の沖縄初開催も予定している。

 タイ政府は品質の高い農産物の日本輸出を計画している。タイの研究機関「農産物イノベーション研究所」と、イベント会社「G-Yu(ジーユー)クリエーティブ」(ユパレットCEO)が連携して、「API Goes Japan」プロジェクトを結成。タイの農業事業者と日本国内の小売業者との商談会を開いている。

(写図説明)覚書を手に握手する糸数剛一社長(左から2人目)とユパレット・エトラパカルCEO(同3人目)=22日、バンコク・タイ商務省外国貿易局ビル