沖縄県出身ロックバンド「ORANGE RANGE」(オレンジレンジ)が企画する音楽イベント「テレビズナイト019」が4月13日、沖縄市のミュージックタウン音市場であった。オレンジレンジをはじめ、同バンドの曲を聴いて育ったという県内外のアーティスト4組がステージに登場。ヒット曲の数々を披露しながらステージ上で親交を深めた。(学芸部・天久仁)

クールな歌声で存在感を示したあいみょん(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro)

「以心電信」などのヒット曲を披露し、ライブのとりを飾ったORANGE RANGE=沖縄市・ミュージックタウン音市場(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro)

軽快なロックナンバーを披露する奢る舞けん茜(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro)

クールな歌声で存在感を示したあいみょん(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro) 「以心電信」などのヒット曲を披露し、ライブのとりを飾ったORANGE RANGE=沖縄市・ミュージックタウン音市場(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro) 軽快なロックナンバーを披露する奢る舞けん茜(Photo by Keishi Kise / Ryo Shimabukuro)

 「テレビズナイト」はオレンジレンジがメジャーデビュー前から開いており、2017年10月以来の開催。県出身の「後輩」ロックバンド「P-fam」「奢る舞けん茜」をはじめ、シティー・ポップの「Yogee New Waves」、シンガー・ソングライターの「あいみょん」ら多彩な顔ぶれがそろった。

 トップを切って登場した4人組「P-fam」は「WONDER WONDER」「ミドリ」で元気のよさをアピール。続く「奢る舞けん茜」はボーカルのとやが「ギターを始めた小6のころ(オレンジレンジの)以心電信を練習した」思い出を交えながら「いってらっしゃい。」「summer fiction」などを披露した。

 「Yogee New Waves」はギターを前面に出したおしゃれなサウンドで会場を魅了。沖縄のライブは初めてというあいみょんは、初めて買ったCDがオレンジレンジの「musiQ」だったというエピソードを紹介。ギターを鳴らしての「満月の夜なら」、ヒット曲「マリーゴールド」などをクールに歌って観客を喜ばせた。

 とりを飾ったオレンジレンジのステージは「Ryukyu Wind」でスタート。独特なイントロに乗って「以心電信」が始まると、満員の客席は拍手と「また逢える」のコールで応えた。メンバーの母校、山内中学校吹奏楽部メンバーを招いての「チャンピオーネ」の共演もあった。

 「イケナイ太陽」「キリキリマイ」を続け、HIROKI、YAMATOらの歌声が会場に響き渡ると、会場は最大の盛り上がりを見せた。

 アンコールでは出演者をステージに集め、「上海ハニー」に合わせてカチャーシーを踊って締めくくった。

■被災地支援 応援の寄せ書き

 コンサート会場入り口には東日本大震災など被災地を支援する特定非営利活動法人「幡ヶ谷再生大学復興再生部」のブースが設けられ、来場者から応援の寄せ書きやメッセージが多く寄せられた。

 支援活動に賛同するオレンジレンジのベーシスト、YOHの呼び掛けで実現した。2011年3月の東日本大震災発生以来、熊本地震など全国の被災地を訪れ、炊き出しやライブの形で支援を続ける。

 「ライブを見に来てくれた東北の人たちは無事なのか」。「3・11」に感じた気持ちはいまもそのままだという。

 「自分で直接動いて、現地の様子を肌で感じたなら、もっと前に進めるだろう」と考えている。「被災地が忘れられないように。勉強しながら自分ができることをやっていきたい」と話した。