海風が気持ちいい大宜味村の58号沿いに、ちょうちんが目立つ木造の建物「やんばる横町」がたたずむ。ランチタイムは地元の野菜や魚を使った料理を日替わりで楽しめるバイキングが人気だ。

地元の食材にこだわった色とりどりの日替わりバイキング

店を切り盛りする店長の玉城惟子さん。レトロな店内で、海を見ながらランチを楽しめる=大宜味村喜如嘉

やんばる横町

地元の食材にこだわった色とりどりの日替わりバイキング 店を切り盛りする店長の玉城惟子さん。レトロな店内で、海を見ながらランチを楽しめる=大宜味村喜如嘉 やんばる横町

 8年前、オーナーの山城博子さん(57)、典哉さん(55)夫妻が、那覇から大宜味村に移住。2年間大工の修行を積んだ典哉さんが木の柱とトタン屋根だけだった建物を改修し、窓や壁を取り付けて約1年半前にオープンした。レトロな雰囲気の店内には、木で作ったヤンバルクイナやアバサーの姿も。晴れた日には、オーシャンブルーの海を眺めることができる。

 店長の玉城惟子さん(30)が「魅力はなんといっても安いこと」と話すように、ランチバイキングは600円と破格。朝、辺土名漁港で仕入れた魚やモズク、直売所で購入した野菜など地元の食材を使うのがこだわりだという。ゴーヤーの天ぷらや、ニンジンシリシリー、豆腐チャンプルーのほか、紅芋とタピオカで作った天ぷら「うむくじ」や、大宜味のシークヮーサーを使ったゼリーなど色とりどりの料理が並ぶ。

 「毎日食べても飽きないように」とあっさりとした家庭的な味わいが特徴。一口サイズの柔らかい赤肉が鉄板でジュージューと音を立て、食欲をそそる「牛やき」も人気メニューの一つだ。

 夜は居酒屋としてにぎわう。博子さんは「毎日変わるメニューを楽しんでほしい」、典哉さんは「今後お店の周りにいろいろ作って、“横町”という名の通り一つの町みたいにしたい」と語った。

(北部報道部・當銘悠)

 【お店データ】大宜味村喜如嘉50。営業時間は昼は午前11時半~午後2時、夜は午後5時半~同10時。日曜祝日定休。駐車場あり。電話090(9788)5551。