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嘉手納基地のパラシュート降下訓練に北谷町議会が抗議

2019年5月24日 12:15

 沖縄県北谷町議会(亀谷長久議長)は24日、臨時会を開き、21日に米軍嘉手納基地であったパラシュート降下訓練に対する抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。降下訓練の全面禁止や、天候などによって嘉手納でも訓練を実施できる日米合意の「例外的措置」の撤廃などを求めている。

 両案では1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で、「例外的措置」を除いて伊江島補助飛行場での訓練実施が合意されていることに言及。県や地元自治体の訓練中止要請を無視し「例外的措置」を盾に訓練を強行する姿勢を「断じて容認できるものではない」と批判した。当日の伊江島の天候、波の高さは嘉手納基地周辺とほぼ同じであったとも指摘した。

 また、うるま市の津堅島訓練場水域では、市議会の抗議決議を無視する形で降下訓練が相次ぎ「米軍の一方的な解釈での運用は決して認めることはできない」と強調した。さらに「負担軽減にも逆行した機能強化や訓練の常態化が懸念され、県民は不安な生活を余儀なくされ看過できない」とくぎを刺した。

 宛先は抗議決議が米国防長官、四軍調整官、嘉手納基地第18航空団司令官、意見書は首相、防衛相、沖縄防衛局長ら。

 4月から今月にかけ頻発する米兵の飲酒絡みの事件・事故に対しての抗議決議、意見書も全会一致で可決した。

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