北谷浄水場の水源である本島中部の河川などから人体に有害な影響が指摘される有機フッ素化合物が検出されたことを受けて、本島在住の主婦らが25日、「水の安全を求めるママたちの会」を立ち上げた。早ければ週明けにも水問題の改善を求めて玉城デニー知事や県議会など関係機関に要望書を提出する。

北谷浄水場の水源から有機フッ素化合物が検出されたことを受けて、水の安全を求める会設立について話し合う参加者=日、那覇市曙

 呼び掛け人の山本藍さん(41)が、米軍嘉手納基地や普天間飛行場周辺の河川などで有機フッ素化合物の検出が相次いだことから、SNSで緊急ミーティングを告知。会場となった那覇市内の飲食店には有志14人が集まり赤嶺政賢衆院議員も同席して意見交換した。

 参加者からは今回の水問題が根本的に解決されず、県民への情報提供が不十分なまま県側が水道水の安全性を強調したことに疑問が上がった。「米軍基地から有害物質が垂れ流されている限り問題は解決しない。立ち入り検査を行うべきだ」などの意見があった。

 同会は署名運動やSNSを使った広報活動で問題提起と賛同者を募る考えで、山本さんは「私たちが口にする水が安全になるためには生活者目線で声を上げる必要がある。今が安全と決めるのは早い」と訴えた。