【ロンドン、パリ共同】欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は27日、フランス大手ルノーに対し、経営統合を申し入れたと発表した。両社の株主が50%ずつ株式を保有する持ち株会社をつくるのが柱だ。ルノーは同日の取締役会で前向きに検討していくことを決めた。

 米デトロイトの工場脇に止められたフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ジープ」=2月(AP=共同)

 統合が実現すれば、ルノーと企業連合を組む日産自動車や三菱自動車を合わせた販売台数は、ドイツ・フォルクスワーゲン(VW)を抜き、世界首位となる巨大グループが誕生する。日産の西川広人社長は27日夜、両社の交渉について「よく見なければいけない」と記者団に語った。(共同通信)