【東京】沖縄県与那国町で2016年3月に配備された陸上自衛隊「与那国沿岸監視隊」を巡り、部隊の「貯蔵庫施設」に弾薬類が保管されることが住民に周知されていなかったことを受け、岩屋毅防衛相は28日の記者会見で「部隊の任務遂行に必要な弾薬を保管することは一般的。弾薬が一切ない部隊というものはない」とした上で、「火薬類を貯蔵する施設の配置を隠すような意図は全くない」と施設についての隠蔽(いんぺい)を否定した。

岩屋防衛相(資料写真)

 岩屋氏は、宮古島市の宮古島駐屯地を巡り住民への説明なく迫撃砲や中距離多目的誘導弾の弾薬類が「保管庫」で保管されていた問題を踏まえ、弾薬庫の呼称について「もしかすると誤解を招いた向きがあったのかもしない」と述べた。

 防衛省は今後、施設で火薬類を貯蔵するものについては「火薬庫」の名称に統一する方針。