戦後、沖縄の人々を撮り続けた写真家山田實さん(1918~2017年)の生誕100年を記念する「山田實写真展 きよら生まり島-おきなわ」が28日、那覇市民ギャラリーで始まった。

戦後、沖縄の暮らしを切り取った写真に見入る来場者=28日、那覇市民ギャラリー

 昨年、東京で開催された展覧会の巡回展で、主に1960年代に撮影された作品を展示している。水遊びをする子どもや、路傍でくつろぐ人々、畑からの帰り道など、日常の暮らしを温かな視線で撮ったモノクロ写真が印象的だ。

 息子で日本写真家協会会員の山田勉さん(75)は「デジタルではなく銀塩写真なので、黒の調子が違う」と色合いに着目する。「ディレクターの金子隆一さんが、いつもとちょっと違う、動きのある写真も選んでくれた」と話し、多くの観覧を呼び掛けた。

 写真展は6月2日まで、入場無料。