沖縄県保健医療部は6月1日、猛毒を持つハブクラゲの発生注意報を発令する。9月30日まで。海水浴時は肌の露出を避けてハブクラゲ侵入防止ネット内で泳ぐことや、毒の発射を止める働きがあり応急措置に有効な酢(食酢)を持参するよう呼び掛けている。

ハブクラゲ(沖縄県衛生環境研究所提供)

 県内の海の危険生物による刺咬症被害は2018年、184件発生し、うち38%(69件)がハブクラゲによるものだった。これまで県民が被害を受けるケースが多かったが、17年以降は観光客など県外在住者の被害件数が県内を上回った。県は日本語ほか英語、中国語、韓国語の情報発信にも力を入れている。

 ハブクラゲは6月ごろから人体に被害を与える大きさに成長する。過去に3件の死亡事故も起きている。

 県は刺された場合の対応として①海から上がり、激しい動きをせずに、近くにいる人に助けを求める②刺された部分をこすらずに、酢をかけて触手を取り除き、氷や冷水で冷やす③医療機関を受診する―を呼び掛けている。7日午後1時半からは、県立博物館・美術館でハブ・ハブクラゲなど危険生物の講習会を開く。入場無料。