沖縄県浦添市の50代の男性幹部が3月、市内の飲食店で客の40代女性の胸を触るなどのわいせつ行為をしていたことが29日、市関係者らへの取材で分かった。4月には事情を知った野口広行前副市長が女性の夫に会って謝罪した。女性の相談を受けた浦添署が事実関係を含めて慎重に調べている。

(資料写真)浦添市役所

 被害女性によると、3月26日午後10時半ごろ、店のカウンターで夫と飲食していたところ、男性に後ろから胸を触られるなどしたという。

 市の関係者によると、男性は当時、市職員や市議会議員ら10~20人と共にテーブル席で酒を飲んでいたという。男性は本紙の取材に、わいせつ行為をしたかについて言及せず「私費で雇った弁護士に任せている。何があったにせよ不快な思いをさせてしまったことは謝りたい」と話した。

 また、野口前副市長は4月5日、男性から預かった数万円と菓子折りを持って女性宅を訪ねて謝罪した。対応した女性の夫は受け取らなかったという。野口前副市長は取材に「セクハラ行為はあったようだ。迷惑を掛けて申し訳ないと謝罪した」と話した。

 被害女性は「何が起こっているのか分からなかった。今でも思いだすと鳥肌が立つ」と話した。

 松本哲治市長は「双方が話し合い、当時の状況が明らかになってから行政として対応したい」とした。