野田内閣で法相を務めた平岡秀夫氏らが31日、東京都内で記者会見し、死刑のない民主主義社会の実現に向けて「死刑をなくそう市民会議」を6月1日付で設立すると明らかにした。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、刑罰で生命を奪わない国の姿勢を国際社会に見せるべきだと訴えている。

 記者会見する元法相の平岡秀夫氏=31日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 設立趣意書は、国連加盟国で死刑執行を継続している国はほとんどないのに、日本は毎年のように執行していると批判。昨年執行されたオウム真理教の幹部ら13人について、国際社会から非難が相次いだとしている。

 呼び掛け人には弁護士やジャーナリストら計約40人が参加。平岡氏は設立発起人。(共同通信)