沖縄ハム総合食品(沖縄県読谷村、長濱徳勝社長)は4日、血中尿酸値を下げる作用があるシークヮーサーに含まれる成分「ノビレチン」や、パパイヤ乳酸発酵エキスを含む県産シークヮーサーと青パパイアを使った同社の飲料「パパシークヮーサー(尿酸排泄(はいせつ)促進組成物)」が特許を取得したと発表した。

パパシークヮーサーの特許取得を発表した沖縄ハム総合食品の長濱徳勝社長(右)と有賀俊二顧問=4日、読谷村の同社

 また尿酸値が高い男性への臨床研究で、同製品を摂取することで血中の尿酸値が下がり、痛風などの原因となる高尿酸血症の予防や改善につながる可能性があるとの論文を帝京大名誉教授の山口英世氏らが3月に発表したと報告した。同社によると、飲料で尿酸値の低減に効果がある特許の取得は初という。

 同製品はシークヮーサー果皮の圧搾液と果汁、シークヮーサーとパパイアの乳酸発酵エキスの混合物で、2012年から販売している。同社によると従来のシークヮーサーを使った尿酸値に関する特許は尿酸の産生を抑える効果のみを高めるものだったが、同製品は産生抑制と排泄促進の両方に効果があるのが特徴。

 記者会見を開いた同社の有賀俊二顧問は「天然素材を使用しており、身体への負担もない安全な食品だ」と強調。長濱社長は「尿酸値が高いとされる成人男性を中心に、体調を整えるために飲んでいただけたら」と話した。