沖縄市の目抜き通り中央パークアベニューの1本裏にあるイペー通り。春先には沿道に植えられたイペーの黄色い花が一帯をにぎやかにするが、普段は通行人もまばら。年季の入った建物が目をひく

▼通勤などで毎日利用するこの静かな通りの雰囲気が一変するかもしれない。そんなわくわくする街づくりが進んでいる。空き家や空き店舗を再生させ、街を変えていく「リノベーションまちづくり」だ

▼全国の街づくりの先駆者を講師に招き、中心商店街周辺の遊休不動産を活用し、地域の価値を高める使い方を考える実践型のスクールを2年前から開講

▼受講生が不動産オーナーに事業計画を提案し、ビジネス化に動く。昨年の受講生が練り上げたのが、イペー通りにある築50年のアパートを改装したイタリアンレストランの開業計画だ

▼建築家やIT企業家、会社員らのメンバーに地元出身で県内のリゾートホテルやイタリアで修業を積んだ料理人が仲間入りしたことで進展。地元食材を使った料理の提供や料理教室など食を通して地域活性化の拠点にする考え

▼「ほしい暮らしは自分たちでつくろう」を合言葉に第3回リノベーションスクールが10月18~20日に同市内で開かれる。市区画整理課では参加者を募集している。わくわくする街づくりの仕掛け人になってみませんか。(石川亮太)