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顔の損傷ひどく誰か分からない子も… 小学校に落ちた米軍機、40年後に明かされた事故原因

2019年6月9日 21:28

 1959年に石川市(現沖縄県うるま市)の宮森小学校と周辺に米軍機が墜落した事故で、当時同小1年生だった石川・宮森630会の伊波洋正事務局長(66)が8日、石川歴史民俗資料館で講話した。来場者約40人に「米軍の事件・事故は今も絶えず、いつまた同じような事故が起きても不思議ではない。過去の話ではない」と強調した。同館で開かれている資料展の一環。

1959年に石川市(現沖縄県うるま市)の宮森小学校と周辺に米軍機が墜落した事故。児童や住民18人が死亡、210人が負傷した

来場者に向けて講話する石川・宮森630の伊波洋正事務局長(奥中央)=8日、うるま市・石川歴史民俗資料館

1959年に石川市(現沖縄県うるま市)の宮森小学校と周辺に米軍機が墜落した事故。児童や住民18人が死亡、210人が負傷した 来場者に向けて講話する石川・宮森630の伊波洋正事務局長(奥中央)=8日、うるま市・石川歴史民俗資料館

 伊波さんは写真資料を見せながら説明。炎上時の写真は米軍憲兵(MP)が没収し、手元にあるのは全て鎮火後のものだという。亡くなった児童の中には顔の損傷がひどく、見ただけでは誰か分からない子がいたこと。今も事故を語りたがらない人が多いこと。「整備不良」との事故原因は40年後に明らかになったことなどを伝えた。

 事故は沖縄戦から14年後の出来事だと話し「沖縄戦を生き抜いた方たちが大事に育ててきた子が被害に遭い、何とも言えない。決して忘れてはいけない」と訴えた。

 最前列で聞いた青柳京子さん(67)=東京都=は「沖縄だけでなく、日本全体の問題と捉えなければいけない。語り継ぎ、みんなで考えなければ(米軍関係の)問題は解決しない」と話した。

写真や紙芝居を展示

 うるま市の団体「平和グループ ソーミナー」は9日から、沖縄市のコープ美里で宮森事故をテーマにした紙芝居や事故の写真を展示する。見学無料。午前9時~午後10時。30日まで。

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