「命と生活を守る、生き抜くための空手だった」。沖縄市八重島にある剛柔流尚武館総本部道場の沢岻政輝氏(79)=空手九段、古武道十段=は、自身の空手道をそう振り返る。米軍統治下の沖縄、コザ(現沖縄市)の街でバーを経営しながら、一途(いちず)に空手の腕を磨いてきた。