沖縄県は10日、認可保育園や認定こども園に入れない県内の待機児童数が4月1日時点の速報値で、前年同期比168人(9・0%)減の1702人になったと発表した。4年連続の減少。施設整備の加速で認可定員数は増えたが、申込数も増え、待機児童数は昨年より小幅な減少にとどまった。

沖縄県庁(資料写真)

 市町村別で待機児童が最多だったのは那覇市の250人。南風原町の208人、沖縄市の198人、南城市の145人と続いた。那覇市は前年同期比より112人(81%)増えた。

 認可定員数は前年同期に比べて4257人増の6万380人、申込数は3288人増の6万712人。

 年齢別の内訳は1歳児が最も多い981人で57・6%を占めた。2歳児が394人で23・1%、3歳児が204人で12・0%。0歳児から2歳児までの合計1481人が全体の87・0%を占めた。

 厚生労働省の発表によると、昨年4月時点で県内の待機児童数は東京都、兵庫県に続いて全国3番目に多かった。待機児童数を申込者数で割った待機児童率は全国ワーストだった。