沖縄タイムス+プラス ニュース

「為政者の圧力、今も続く」 全国キャラバン 沖縄デニー知事講演の要旨

2019年6月13日 11:41

 (知事就任前の)4期9年、衆院議員として沖縄の視点で政府に問い掛けたが、答えを持っているようで答えがない。琉球王国の存在を尋ねても「歴史があったことは承知しているが、国として独立していたかどうか関知していない」という言いぶり。まるで存在しなかったという歴史認識だとまざまざと知った。沖縄県民は1609年の薩摩侵攻から始まった抑圧の歴史を拭い去ることができない。為政者による圧力が今日まで続いている。最たるものが辺野古だ。

(写図説明)沖縄の基地問題を「自分ごとに」と訴える玉城デニー知事=11日、東京都千代田区平河町の「ルポール麹町」

 政府は「辺野古が唯一の解決策」と言うが、県民はどこと比べて唯一なのか説明を受けたことがない。説明を求めると「そういうことを出すのは、その地域の方々に失礼だ」と。われわれには失礼じゃないのか。辺野古の工事は何年、いくらかかるか分からない。県の試算では2兆5500億円、運用まで13年以上かかる。

 国民が政治を動かすという思いを強く持ってほしい。やりたい放題の辺野古の現状を、ロシアのプーチン大統領は「知事が反対しても(工事が進む)そういう主権国家の姿をみると、平和条約を結ぶのは難しい」と言う。平和条約締結のブレーキを踏んでいるのは安倍晋三首相本人だ。われわれの政府は、外国にどんなメッセージを発しているか。皆さんの言葉と行動で政治を変えていこう。

「沖縄の基地問題」もっと詳しく。有料会員ならこんな記事も読めます。

 「翁長が恋しいです」流れ呼んだ妻の訴え 沖縄県知事選

 住宅の上を飛ばないで…「これってそんなに難しいお願い?」

 基地維持に「沖縄差別」を利用する米国 日本人の沈黙が支える過重負担

購読者プラン/デジタル購読者プランの会員なら、電子新聞も有料記事も読み放題! 


これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236
前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気