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仮設市場へ引っ越し大忙し 閉場セレモニーから一夜 沖縄の第一牧志公設市場

2019年6月18日 05:00

 これまでの場所での営業終了から一夜明けた第一牧志公設市場(那覇市)では17日、仮設市場への一時移転に向けて各店舗の従業員らが朝から引っ越し作業に汗を流した。店名が書かれた昔ながらの看板も次々に取り外された。

仮設市場への移転に向け、引っ越し作業に追われる市場関係者=17日午後3時すぎ、那覇市・第一牧志公設市場(国吉聡志撮影)

 移転セレモニーでごった返した前日とは打って変わり、この日は物静かな雰囲気。従業員らは長年慣れ親しんだ売り台や専用機材を「にぎわい広場」にある仮設市場へ運ぶ作業に大忙しだった。

 飲料水を販売する「コーヒースタンド小嶺」を父親から受け継いで運営する小嶺勇さん(65)=同市=は「創業から60年以上も設置してきた看板は移転先でもそのまま使う。寂しさよりも移転準備のことで頭がいっぱい」と話した。

 仲間商店の赤嶺あけみさん(69)=同市=は「仮設市場での営業に不安はあるが、心機一転して80歳まで店に立ち続けたい」と意欲を見せた。

 各店舗は2週間かけて仮設市場に移転し、7月1日から営業開始する。

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